フォトジャーナリズムの時代の流れ

面白いポストがフェイスブックに流れてきたので、簡単に触れたい。
それは、来年から新しい世界報道写真コンテストが始まるということ。ルールは一切なし。書籍やウェブコンテンツで、社会の問題を扱われていながらも、所謂、伝統的なフォトジャーナリズムではカバーしきれない領域をカバーし、評価するというもの。それを紹介するTIMEのブログでは、アルルのフォトフェスティバルを例としてあげている。キーワードはヴィジュアルストーリーテリングという一言に尽きると思う。ちなみに来年開講を目論むワークショップのキーワードも同じです。
アートとフォトジャーナリズムの境界が限りなく揺らいでいる中で、世界報道財団がその受け皿となり、世界の中心的な役割を担うという趣旨の新しい賞。

世界報道財団の動きが早いかどうかはよく分からないが、現在のフォトジャーナリズムの一つの流れを表していることに変わりはないであろうと思う。もちろん、既存のフォトジャーナリズムの重要さが変わらないことに疑いはないが、僕らはある種の変革期のような時代に生きているのかも知れない。

日本がこういう話になるのは何百年ぐらい先の話だろうか。

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